内臓マッサージで真の冷え改善 ~チネイザン(氣内臓療法)のススメ~

内臓マッサージで真の冷え改善 ~チネイザン(氣内臓療法)のススメ~

 

冷えはドコからやってくる?

冬の季節、「冷え」に悩まれている方も、多くいらっしゃるかと思います。

冷えの原因は、不規則な生活や運動不足をはじめ、下着の締め付け、ストレスによる自律神経の乱れから引き起こると言われています。

冬場はこれらの生活習慣にプラスして、着込みすぎや電気毛布、コタツなどの暖房器具の使用により、知らず知らずのうちに汗が蒸発することで冷えが進行してしまいます。

冷えは、体のこわばりや便秘、生理不順、不眠などに影響してくることもあり、根本から改善する必要があります。

身につけるものの素材や枚数を工夫したり、温かい食事を摂ったりお風呂にしっかり浸かるなどの習慣を変えることで改善することもできますが、それらは外側からのケア、あるいは一時的な改善方法でしかありません。

冷えを根本から改善するには身体を内側から温めることが必要になります。

今回は身体を内側から温め、冷えの根本を改善してくれる内臓マッサージである「チネイザン(氣内臓療法)」という方法をご紹介します。

チネイザン(氣内臓療法)とは?

チネイザン(氣内臓療法)とは、中国古来より伝わる気功療法の一つで、お腹への施術(内臓マッサージ)を中心とした、健康を総合的 に考えるホリスティックセラピーの手法です。

臓器の働き自体を整えることにももちろん有効ですが、チネイザン(氣内臓療法)の興味深いところは、内臓と感情には密接な関係があると考えられているところです。

食事、生活習慣、薬、ストレス、体や考え方のクセ、トラウマなどが内臓や身体の奥深いところに蓄積され、それが原因で心身の不調を招くとされているのです。

チネイザン(氣内臓療法)はそれらを解放し、体と感情の両方のバランスを整えることで生命力を高めることを目指しています。

そして、通常のチネイザン(氣内臓療法)は、セラピストが内臓の状態に合わせながら、必要なケアを行いますが、今回ご紹介するセルフチネイザンは、自身の掌を使いお腹に触れていくことで、日々の内臓ケアとして内側から身体を温めることが可能になります。

チネイザン(氣内臓療法)の効果とは?

東洋医学では、「氣」「血」「水」この3つの循環が良い状態を健康と考えます。

生活習慣により影響を受けた内臓の冷えによる機能低下を、チネイザン(氣内臓療法)により血流を取り戻し、冷えを改善することができます。

ヒトの免疫細胞の70%は小腸に存在するとされているため、チネイザン(氣内臓療法)を行い冷え改善から免疫力アップ、ストレス緩和を行うことが可能です。

また、「チネイザン(氣内臓療法)は体と感情の両方のバランスを整えることで生命力を高めることを目指している」と前述した通り、内臓の機能改善や冷え改善や免疫向上以外にも、下記のような効果が見込まれます。

<期待できるチネイザン(氣内臓療法)の効果>
●生理不順/生理に伴う不快感の緩和
●内臓のデトックス効果
●首、肩、腰の凝りの緩和
●睡眠の質の向上
●深いリラクゼーション
●感情の安定・自己の発見

脳腸相関により感情とつながる臓器

「腹が立つ」「腹黒い」「腹を割る」
心をお腹で表す言葉はたくさんあります。

英語にも”gut feeling”という言葉があり、第六感のことを意味し、”gut”は英語で腸のことを指し、腸が感じたもの(feeling)を第六感と表現しています。

このように私たちは直感的に心とお腹には繋がりがあると知っています。
この繋がりは科学的に証明されており、脳腸相関と呼ばれています。

腸には脳に次いで1億以上の神経細胞があり、脳とは独立して自らの判断で機能し、更には体内の70%という大量の免疫細胞が腸に存在していて私たちを外敵から守ってくれています。

さらに幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの多くは腸で作られています。

つまり、腸にアプローチすることは脳にアプローチすることだと言っても過言ではないのです。

考えすぎて疲れている、心をすり減らしている、という方はまずチネイザン(氣内臓療法)で腸とコミュニケーションをとることが、感情の安定や自己発見に繋がるとされています。

チネイザン(氣内臓療法)の触れ方と注意点

チネイザン(氣内臓療法)の具体的な方法をご説明していきます。

まずは注意点です。
内臓に直接アプローチを行うので、触れるにあたって注意が必要になります。

医療行為ではありませんので、治療中の疾患がある方、妊娠中の方は医師や助産師のアドバイスのもと、下記にポイントを意識しながらご無理のない中で自己の判断で行ってください。

<セルフチネイザンのポイントと注意点>
●内臓に感謝をもって優しく触れる
●違和感、炎症があるところは触れない
●お腹の力を抜いたまま触れる
●呼吸をしながら触れる
●お腹いっぱいでない時がオススメ
●皮膚が弱い方は摩擦を減らすために、オイルやクリームを使用してください

具体的な方法は下記動画よりご覧ください。

セルフチネイザンの方法として、”大腸・小腸”にへの触れ方をまとめた動画で、ぜひご一緒に触れてみましょう。

まとめ

冬時期は、季節や行事がら暴飲暴食など内臓への負担がかかる時期であり、冷えからも自律神経が乱れがちになる季節です。そんな季節だからこそ、セルフチネイザンを行い内臓をマッサージすることで、腸内環境を整え、免疫を高めていきましょう。

前述のとおり、チネイザン(氣内臓療法)で身体を内側から温めることが身体を整えるだけでなく、感情の安定や自己発見にも繋がります。内臓に対して優しく触れる習慣を持つことで、内臓から受け取るメッセージから見直せるものが沢山あるはずです。

温かく潤いのあるお腹は健康のバロメーター。そして日々24時間フル稼働している内臓をチネイザンで労り、心身を整えて健康的にお過ごしください。

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【Profile】

浦西 千織 (CHIORI URANISHI)
ヨガ講師/チネイザンセラピスト/ファスティングアドバイザー

大手ヨガスタジオにて8万人以上に向けてレッスン提供する他1000人以上のヨガ講師育成に携わり現在はフリーで活動し陰ヨガを中心としたヨガ指導と共にチネイザンやファスティングを通して内臓の健やかさを提唱。
レッスンだけでなく指導者養成にも力を入れている。
パーソナルやオンラインレッスンを開催のほか、陰ヨガや瞑想を中心とした動画をYouTubeにて配信中。

HP:https://chioriurara-yoga.com
Instagram:https://instagram.com/chiori.u
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCBp6GElz-1qwGWY9x37Mt9A
公式LINE :@630wtvww

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